【次亜塩素酸水】ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム除菌スプレーの作り方&使い方

ここでわかること

【次亜塩素酸水】 粉末(顆粒)のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かし、除菌水を作る作り方と、使用に適した濃度に希釈する方法を紹介します。

  • 作り方&希釈方法
  • 使えるもの・場所
  • 適した濃度濃度
  • 使い方(放置時間)

その他保存方法や注意事項もお伝えします。

慣れたら便利です!

塩素系なのに弱酸性。

顆粒で購入できて、水に溶かして次亜塩素酸水を作れる「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」は、掃除や除菌・黒カビの漂白にとっても便利なものです!

今回はウイルス除去のための使い方をまとめます。

さてさて

【次亜塩素酸水】の素:ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを上手に使いこなして、気になるバイ菌とおさらばしたい!

まずは水に溶かして使うんだけど、効果的に使いたいので事前の情報はとっても大事。

というわけで、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの効果を最大限に利用するために

を、まとめます!

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ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは「どの菌・ウイルス」に効果があるのか?

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、どんなバイ菌やウイルスを退治してくれるのか、最初にチェックしておきますよー!

濃度退治できるバイ菌・ウイルス
普通〜薄めインフルエンザウイルス
ノロウイルス
コロナウイルス
大腸菌(O-157)
黄色ブドウ球菌
レジオネラ菌
濃いめ真菌(カビ)
水虫菌

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、ほとんどの細菌やウイルス退治に効果があるので、正しい使い方をマスターして使いこなしたいですね。

あさみ
あさみ

余談ですが、使用目的が「黒カビの漂白」だったら、もっと濃い塩素濃度の方が良いんです。

除菌〜掃除にも役立つなんて・・・最高ー!!!!

と言いたいけど、使いすぎると悪気のない微生物も殺菌・除菌しちゃうので適切に使うように気をつけます!!!

あさみ
あさみ

じゃあ次に、どのくらいの塩素濃度・割合で除菌・除ウイルス水を作れば良いのか?というお話です。

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次亜塩素酸水の濃度はとれくらい?使用目的で違うよ!

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを使用目的別に、どのくらいの水に溶かせば良いのか表にしました。

使用目的塩素濃度
除菌・除ウイルススプレー【1000ppm以下】
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g
水:600ml

【500ppm】
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g
水:1200ml

【200ppm】
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g
水:3000ml
家庭用の大きなプールの除菌プールの水:200L(リットル)
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:0.5g
黒カビの漂白ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g
水:10ml

さてさて・・・「除菌・除ウイルス用のスプレーに入れる次亜塩素酸水」、おすすめ濃度を3種類書きましたが、適切な濃度が悩みどころ。

そこで1000ppm〜500ppm〜200ppmの使い分けについて、次でまとめます。

1000ppm〜500ppm〜200ppmの使い分け

使う場所別のおすすめ塩素濃度はこちら↓

使う場所濃度
ほとんどの場所0.02%(200ppm)
ドアノブ・手すりなど0.05%(500ppm)
トイレなど0.1%(1000ppm)

この濃度の根拠は、厚生労働省のHPです。

厚生労働省のHPには、次のように書かれています。

ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。

引用元:厚生労働省

厚生労働省のHPには、「次亜塩素酸ナトリウム」と書かれていますが、次亜塩素酸ナトリウムとジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの殺菌成分は同じ塩素です。

だから()内に、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム濃度に置き換えた値を記しました。

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの商品を販売されている「抗菌美装株式会社」様より「500ppmでも濃い!」とご回答を頂いたので、200ppmも選択肢に残しました。

さらに詳しく根拠を書きますが、早く「次亜塩素酸水の作り方(希釈方法)」をご覧になりたい方はボタンをクリックしてジャンプしてください´д` ;

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムのウイルスを不活性化させる効果について、厚生労働省が平成21年に出した「ノロウイルス不活性化条件に関する調査」を読んで見た結果・・・

  • 栄養がない状態では
    →500ppm以上でネコカリシウイルスを不活性化できた。
  • 血液中のような栄養がある状態では
    →5000ppm以上でネコカリシウイルスを不活性化できた。

このことから、ウイルスにとって栄養のない状態(宿主対象がいない状態)では、500ppm以上の濃度ならはっきりと効果があるのではないかと考えました。

1000ppmと500ppm次亜塩素酸水の作り方

次亜塩素酸水の容器

次亜塩素酸水は紫外線に弱いです。

保存用ボトル・スプレーボトルは遮光ボトルをおすすめします。

※この記事では、中身を見やすいように透明ボトルを使用しています。

まず1000ppmの除菌・除ウイルス水を作ります。

用意するものはこちら↓

  • 遮光ボトルまたは空きペットボトル(1L以上の大きさ)
  • 遮光ボトルがない場合は遮光袋(おすすめはアルミの保冷袋など)
  • ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g
  • 水道水:600ml
  • スケール(付属の軽量スプーンがあればスケールは不要)
  • 計量カップ
  • 漏斗
  • ゴム手袋(ビニールでもOK)

1000ppm水溶液の作り方

作業は安全のため、キッチンのシンクの中でやってください。

換気扇をかけることを忘れずに!

ペットボトルをキッチンのシンクに置き、漏斗をセットします。
遮光ボトルがおすすめ!
水600mlを用意
ペットボトルが倒れないように少し水を入れる。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを1g入れる。

ゴム手袋をして作業することをおすすめします。

顆粒のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、細かい粉末が手についてしまいます。

すぐ洗い流せば大丈夫でしょうが、傷口があると危険です。

手袋をして作業しましょう!

残りの水を加える。
ペットボトルの蓋をしっかり閉め、シンクの上で振って完全に溶かす。
1000ppmの次亜塩素酸水のできあがり!
間違って飲まないようにラベルも書いて!

◆保管方法◆

蓋をしっかり閉める。

間違えて誰かが飲まないように「除菌水」などのラベルを貼る。

冷蔵庫で保管。

保管期限は3ヶ月〜6ヶ月。

では次に、500ppmの次亜塩素酸水の作り方いってみましょー!

あさみ
あさみ

自分で作るなんて自信ないよ!って方は、希釈液を買っちゃいましょう!

この次亜塩素酸水は500ppmです。↓

500ppm次亜塩素酸水の作り方

1000ppmの次亜塩素酸水があれば、同じ量の水を加えれば良いだけです!

1000ppmの次亜塩素酸水と同量の水道水を混ぜる。
終わり!
※遮光ボトルを使ってくださいね!

除菌。除ウイルススプレーが出来上がりました!

気になるところにスプレーして、水拭きか乾拭きして使います。

200ppm次亜塩素酸水の作り方

1000ppmの次亜塩素酸水を水道水で薄めます!

1000ppmの次亜塩素酸水100mlと水道水400mlを混ぜる。

1000ppm次亜塩素酸水:水道水=1:4

終わり!
しつこいですが、遮光ボトルがおすすめ!

500ppmの次亜塩素酸水と200ppmの次亜塩素酸水とイメージ画像が同じですって?

バレたか!

50ppmの除菌水の作り方

50ppmは200ppmや500ppmの次亜塩素酸水から作ると楽です。

  • 200ppmから作るなら→4倍に薄める
  • 500ppmから作るなら→10倍に薄める

200ppm、500ppm、それぞれの薄め方の具体例も書きますね。

200ppmから50ppmを作る方法

200ppm次亜塩素酸水100mlと、水道水300mlを混ぜる

200ppm次亜塩素酸水:水道水=1:3

終わり!

500ppmから50ppmを作る方法

500ppm次亜塩素酸水100mlと、水道水900mlを混ぜる

500ppm次亜塩素酸水:水道水=1:9

終わり!

次亜塩素酸水を薄める計算も、慣れてしまえば簡単です♪

あさみ
あさみ

次はスプレーして拭き取るまで、どのくらいの時間放置すれば良いのか?という疑問を解決!

 次亜塩素酸水スプレーの放置時間・効果的な使い方

抗菌美装株式会社の方に、500ppmの次亜塩素酸水に関してお尋ねしたところ・・・

500ppm次亜塩素酸水なら2秒後くらいで軽く拭き取る!

もう少し詳しく書くと

500ppm次亜塩素酸水をスプレーする
2秒待つ
吹き取る(うっすら濡れている状態)
約10秒後、自然に乾く

これで十分、とのことでした!

200ppmの次亜塩素酸水なら10秒くらい待って拭き取ると良さそうですね。

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム使用時の注意点

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの次亜塩素酸水(水溶液)は弱酸性で、一見安全なように見えますが、除菌・除ウイルスするんだから毒は毒!

あさみ
あさみ

使う時は気を引き締めて、注意事項を頭に叩き込んで使いましょう。

!注意!

他の薬品と混ぜない!

有毒ガス発生の恐れあり。とにかく水以外のものを混ぜないで!

手袋を着用!

一応顆粒ですが、細かい粉末状のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが手につくことがあります。

皮膚に着いたかな?と思ったらすぐに水で流しましょう。

貴金属に触れさせない!

化学反応する可能性あり!

もし接触したら、すぐ水で洗い流してください!

希釈液を冷蔵庫で保管する時は、間違えて飲まないようにラベル必須!

基本的にキッチンハイターくらい注意して使えば大丈夫なので、家庭でもそれほど心配なく使えると思ってます。

かなりコスパが良い薬品なので、今後もっと日々の生活に役立つアイテムとして、使い方をまとめていきますね!

除菌・消毒用のエタノールの代わりに使えるものをまとめています。

↓ ↓ ↓

4 COMMENTS

太郎

1000ppmの次亜塩素酸水を作る記述のところでわからない箇所がありましたので少し教えて下さい。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム:1g を水道水:600mLに混ぜる話の中で、 1000mg/0.6L = 1666g/L = 1666ppm のジクロロイソシアヌル酸ナトリウム水溶液を作ると1000ppmの次亜塩素酸水ができるというのはどのような反応からなのでしょうか?
反応に門外漢な私に教えていただけないでしょうか? 
よろしくお願いします。

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Asami

太郎さん

1ppmは1mg/Lです。
だから1000ppm=1000mg/L=1g/L

そして、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの有効塩素含有量は60%とされています。

つまり1gのジクロロイソシアヌル酸ナトリウムには、有効塩素となるものが0.6g(60%)。
1000ppmは、1000mg/L=1g/L=0.6g/600mlなので
600mlの水に1gのジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを溶かすと1000ppmとなります。

もっと詳しくお知りになりたい場合は、商品の製造元に問い合わせすると良いと思いますよ(о´∀`о)

返信する
太郎

早速のご返答ありがとうございます。

>ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの有効塩素含有量は60%とされています。

ここがポイントですね。
理解できました。
ありがとうございました。
あさみさんとご家族のご健勝をお祈りしております。

返信する
太郎

申し訳ありません。一部訂正します。
1000mg/0.6L = 1666mg/L = 1666ppm のジクロロイソシアヌル酸ナトリウム水溶液

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