トレンドブログを運営する時、画像について悩みますよね。
ちょっと他の人のブログを参考に・・・ってめっちゃ画像使ってるし!
しかも「引用」とか「出典」があるのはまだマシ。
多くのトレンドブログに芸能人の画像が貼ってあるけど、著作権とか大丈夫なの?
自分のブログでも画像を使いたいんだけど、どんな方法なら良いの?
と、ブログ初心者だった頃、実際に私が悩んだことや体験談をまとめます。
著作権、ちゃんと知っておくと安心ですよ!
もくじ
他の人のブログに画像貼ってあるけど著作権は大丈夫?
他の人のブログを見てみたら、芸能人の画像使ってる!
他にも、絶対自分で撮ってなさそうな画像使ってる!
良いの?コレって著作権的にどうなの?!
と思いますよね!
答えはあなたの想像したとおり。 ダメです。
OUTです。
芸能人と契約しているカメラマンや、取材しに行って写真を撮ったわけでもない人が芸能人の写真をブログに載せるのは、著作権違反です。
著作権は写真を撮った人の権利で、写真に写っている人には肖像権があるのはなんとなく分かりますよね?
もちろん、他人のブログやサイトで使われている画像を勝手に使うのも著作権違反ですよ!
・・・・・・じゃあ、じゃあね、あの画像の下に「出典:◯◯」とか書いてあるのはどうなの?!
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画像引用の4つの条件
ネット上でよく見かける「出典:◯◯」や「引用:△△」。
引用:あさみのブログ
↑この赤字で書いてあるところのことです。
私は雇われライター時代に、
「500文字ごとに、良さげな画像を入れて下さい。画像には引用元のURLを貼りましょう。」
と指導されたものです。
だから他人の画像でも「出典」や「引用」を書いておけば、著作権的に大丈夫なんだと思っていました。
でも・・・ブログの書き方について学んでいくうちに、ただ「出典」や「引用」をつけるだけでは足りないことが分かりました!
文化庁の公式ページに掲載された引用における注意事項によると
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
引用:文化庁公式ページ
↑この全ての条件を備えていないと、画像の引用も著作権を侵害の恐れがあるということです。
では、この引用における注意事項を、一つずつ深掘りしていきましょう!
①まず大前提として、引用する必然性があること。
引用したいから引用するのではなくて、引用する必要があるから引用するなら良いよってことですね。
記事の見栄えを良くするために画像を引用するのではなく、記事の内容を伝えるために必要なら・・・という意味ですよね。
②引用するならかぎ括弧をつけましょうってことですね。
カギ括弧とは「“”」のことですね。
③自分の著作物が主体となるブログとは、自分の考えた文章や画像が、引用よりずっと多い記事で成り立っていることを意味します。
割合で言ったら
自分の著作物:引用したもの=9:1
が目安です。
引用した部分の方が多くなると、それって引用って言わないです。
パクリ記事です!
④出所の明示っていうのは「出典:◯◯」とか「引用:△△」とかですね。
更に◯◯や△△にリンクを貼っておけば、ユーザーにも引用させてもらったサイトにも親切ですね。
①から④までを実際にやってみると
引用:あさみのブログ
↑こんなん見たことないですね!
でも、文化庁の「引用における注意事項」を実行すると、こうなります。
もし、どうしても引用したい画像がある場合、ここまで引用元を強調すれば許されるかもしれません。
ただし!
プロのカメラマンや写真家さんや、個人ブロガーさんが撮った写真は、やめたほうが良いと思います。
写真でご飯を食べている人にとって、自分の作った商品(写真)が、色んな所で無料で見れちゃったら、仕事になりません!
個人ブロガーの写真も、プライベートなものだったり、貴重な経験の結晶だったりするので、勝手に引用したら気を悪くされると思います。
もし、どうしても引用したいなら、本人に連絡をとって許可を得てから引用するのが一番いいですね。
でも、一々連絡して許可を得てからブログ記事を更新していったら、記事を1記事書くのに時間がかかりすぎます。
一番オススメしたいのが、商用利用可能な無料画像サイトの画像ですね。
無料サイトに芸能人の写真はありませんが、イメージ画像として
安室奈美恵さんの記事を書くなら、コンサートのイメージ画像とか
人気女優が結婚するなら、結婚式場の画像など、イメージを膨らませやすい画像を使うと良いと思います。
Twitterやinstagramは勝手に使ってOK?
Twitterやinstagramの画像は、そもそもブログに貼り付けるための埋め込みコードがあり、目的の一部に「拡散されること」があったりします。
ブログに埋め込んだ際も、カギ括弧「“”」にあたるフレームがハッキリ分かるし、出所の明示もできています。
あとは、
- 引用する必然性
- 著作物の主従関係
が、できていれば理屈の上では引用して大丈夫なはずです。
でも時々SNSで見るのです
「私のTwitterが勝手に色んなブログに貼られていてムカついた!」
とか
「自分のinstagramが、知らないサイトに貼られて、著作権違反だ!」
とか・・・
もし裁判になった時、勝手に使った人が無罪になるとしても、ちょっと面倒。
いや、かなり面倒くさい!
だから、Twitterやinstagramをブログに貼る時は、できるだけ「◯◯公式」とか「△△オフィシャル」とか、芸能人本人や事務所が運営している画像を使ったほうが良いです。
彼らがTwitterやinstagramで投稿しているのは、商売のためにより多くの人に見られたくてやってるわけです。
だからリツイートされたり、ブログに貼られると、宣伝を助けることになるので、お互いにwin-winなのです。
だからTwitterやinstagramの画像を引用したい場合は
「◯◯公式」とか「△△オフィシャル」とか、芸能人本人や事務所が運営しているものを使うように気をつけましょう!
一番安全な方法はコレ?
ではブログに貼る写真、自分で撮ったものなら一番安全じゃない?と思った私。
でもこれ、微妙です。
まず芸能人の写真を撮りに行くのは難しいですね。(;´∀`)
じゃあ、テレビの画面を写真に撮る?
それも実はテレビ局の著作権の侵害になるのです。
芸能人以外のブログ記事で、例えば旅行記事の画像だと、写真に他人(一般人)が写り込まないようにするとか、他人が写っちゃったらモザイクかけるなどの配慮が必要です。
【まとめ】結局どうすれば良いの?
だから結局、ブログに画像を使いたい時はどうすればよいのかまとめると・・
- 商用利用可能な無料画像サイトの画像を使う
- 芸能人の公式Twitterやinstagramを使う
- 文化庁の引用における注意事項の通りに画像を引用する
- 自分で写真を撮る
商用利用可能な無料画像サイトは
などなど。
無料画像サイトは、どんどん増えているので、ぜひ色々試してみて下さい。
私は芸能人の画像の著作権ことなど、よくわからずにブログ運営をしていた頃、プロのカメラマンからお叱りを受けたことがあります。
そのお陰で、著作権や引用のことなど学ぶ機会を得ることができました。
失敗しているからこそ身にしみているのです。
安心してブログ運営するために、画像の著作権には十分注意していきたいですね。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!m(_ _)m