子供が生まれるまで、あまり気にならなかったのに・・・
小さくか弱い我が子が生まれると、
「可愛い我が子の口に入るもの、全てが気になる!」
そこで改めて、野菜を育てる時に使われる農薬について
母親と、元リケジョ(今はリケオバサン?)の視点から
- 農薬を使って育てられた野菜は小さな子供に、どのような危険があるのか
- 野菜を洗えば農薬は取れるのか
- 無農薬とオーガニックの違い
- 農薬の心配のない生活を送るには
をお伝えします!
もくじ
農薬を使って育てた野菜は、子供にとって危険なのか?って聞かれたら、もちろん
命は大丈夫。
国は安全って言ってるけど
命以外への安全性はわからない。
と答えるしかありません。
農薬は、野菜の成長を促進させるものもありますが
多くは
- 害虫
- 雑草
- ネズミ
などから野菜を守るために使われる薬です。
要するに農薬は殺虫成分などの
「野菜の成長を邪魔するモノ」=「生き物」
への駆除剤です。
つまり、小さな生き物の命を奪う薬品です。
比較的大きな生き物の私たち人間は、薄まった農薬が口に入っても
今日・明日に倒れることはありません。
でも何十年も先のことは、まだ誰にも安全かどうかなんてわからないのです。
じゃあ、今すぐ命が危ないわけじゃなくても、何かの病気になる可能性はあるのでしょうか?
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結論は
ある種の農薬を含む野菜で
子供達の発達に問題が起きるかもしれない。
(すでに起きているかもしれないが
はっきりした証拠はまだない。)
今、農薬の中でも特に「オオニコチノイド系」の農薬の危険性が問題視されています。
というのも、「オオニコチノイド系」の農薬が原因と思われる
ミツバチの大量失踪などが問題になったのです。
「オオニコチノイド系」の農薬は、神経の伝達を狂わせ、ミツバチたちはすに戻れなくなってしまったというのです。
体の小さな子供達は、大人より早く農薬の影響を受けるはずです。
そして、近年増えているという「発達障害の原因の一つ」に「オオニコチノイド系」の農薬が挙げられています。
今問題視されているのは「オオニコチノイド系」の農薬ですが、他の農薬が安全かどうか…なんてわかりません。
しかも、まだ多くの科学者や医師たちが、声をあげない状況では、私たち一般人にはどうしようもないですよね。
子供のためにも、無農薬野菜で安心して暮らしたい!
ここで私がものすごく気になったのが
子供が生まれてからでは意味ないのか?
妊娠中から農薬を口に入れない生活をしてないと、可愛い赤ちゃんに影響しちゃうのかってことです。
または、妊娠前からの農薬摂取が子供に影響するのか?
まず「妊娠前からの農薬摂取が子供に影響するのか?」問題の答えは
妊娠前のことは影響しないはず!
昔は人間の体に溜まっていく農薬も使われていましたが、危険性が問題になって
今では使われていません。(日本では)
最近の農薬は「人間の体に蓄積しないタイプ」ということなので、ひとまず妊娠前のことは安心しておきましょう。
次に「妊娠中から農薬を口に入れない生活をしてないと、可愛い赤ちゃんに影響しちゃうのか」問題の答えは
奇形・生殖能力には影響しない。
ラットなどの哺乳類で、すでにテストされて安全性が証明されているっていうのが、お上の言い分です。
でも発達障害については、わかりませんね。
では最後に、「子供が生まれてから農薬断ちしても意味がないのか?」問題の答えは・・・
子供が生まれてからでも
農薬を口に入れないことは意味はある!
現在使われている農薬は、人間の体に溜まらない薬なので、常に体に入れない方が良いはずですよね!
じゃあ、無農薬野菜を買う?
それとも野菜を綺麗に洗えば大丈夫?
野菜を洗ったら農薬は取れる?
野菜を洗えば、表面についている農薬は取れるのか?
答えは
表面の農薬で
水に溶ける農薬ならだいたい取れる。
農薬にも水に溶けるタイプと溶けないタイプがあります。
水に溶ける農薬なら、水洗いでだいたい取れますが
水に溶けない農薬なら、水洗いでは取れません。
そもそもスーパーなどで売られている野菜は、かなり綺麗に洗われてからお店に並んでいます。
だから、表面にはほとんど水に溶ける農薬は残っていないと考えていいのです。
いいのですが・・・
じゃあ水に溶けない農薬は?
野菜の中には農薬は含まれてないのか?
って疑問が残りますよね!
野菜の表面だけじゃなくて中に染み込んでる農薬だってあるでしょうし。
そして野菜の中に染み込んでいたら、いくら洗っても無駄ですから・・・
野菜の中に農薬は残っているのか?
野菜や果物の中に農薬は残っているのか?という疑問への答えは
野菜・果物による
(残っている・含まれているものもある)
野菜が対象ではないですが、果物の「皮と果肉」の農薬含有量を調べた論文を読んだことがあります。
果物の皮の表面には、散布された農薬がいくらかは残っているのですが
果肉の中まで高濃度で農薬が浸透しているという結果ではなくて、ちょっと安心しました。
「果皮 果実 農薬」で検索すると出てきますよ。↓
↑この話は果物の農薬についてですが、野菜もほぼ同じと考えて良いと思います。
じゃあ野菜をしっかり洗って、皮を厚めにむいたらOKなのか?
いえいえ、野菜の表面をゴシゴシ洗うのは、野菜の種類によっては難しいです。
キャベツの外葉を捨てるって言っても、何枚くらい捨てれば良いのか・・・
そんなのわかりませんよね!
だったら無農薬野菜を買う?
それともオーガニック野菜を買う?
無農薬野菜とオーガニック野菜の違い
無農薬野菜とオーガニック野菜の違いは・・・
【オーガニック野菜】=規定のルールで育てられた有機栽培の野菜
【無農薬野菜】=公に認められていない名称で、ルールはない
まとめると
正式名称 | 肥料 | 農薬 | |
オーガニック野菜 | 有機農産物 | ・科学的に合成した肥料は使っていない ・有機肥料を使っている | ・指定された農薬以外は使っていない |
無農薬野菜 | 使用が認められていない | ・不明 | ・自己申告使っていない |
ということになります。
「無農薬野菜」っていうのは俗称みたいなもので、保証がないんですね。
一方、オーガニック野菜は、有機栽培の野菜のことで
- 決められた農薬以外は使っていない
- 化学肥料ではなく、有機肥料を使っている
- 3年以上決められた農薬以外を使わず、土壌も信頼できる
- 近所の畑から農薬が飛んでこないように、管理されている
などの細かな条件をクリアしている野菜のことで、有機JASマークがついてます。
お肉や加工品も、基準をクリアしたものには、この↑有機JASマークが光ってます!
ということは、私のような「農薬を避けて暮らしたい〜」と思う人が買うなら
有機JASマークを選べばいいのですが・・・
近所のスーパーには少ない!
どーすりゃいいの?!
オーガニック野菜で安心できる生活を送るには…
近所に直売所があって、知ってる農家さんの野菜を買えれば良いですが・・・
なかなかないですよね。
スーパーのオーガニックコーナーも利用するとして、生協とか良いですが、取り扱っている野菜の種類が少ないんです。
でも今は・・・
「食べチョク」っていう
オンライン直売所を見つけたので安心です!
オーガニック野菜を通販で買うといえば、イメージは「オイシックス」だったけど、「食べチョク」はその名の通り
生産者から直接買えるので、めちゃくちゃ新鮮な野菜を買うことができるサイトです。
「食べチョク」のメリット・デメリットを考えてみると
メリット
- 生産者から直接買える。
- 自分好みの野菜詰め合わせが1980円から。
- 生産者の顔がわかる。(公式ページに画像あり)
- 箱詰め作業を農家の方がやっているので、鮮度が半端なく良い。
- オーガニック野菜の品揃え抜群。
- オススメの食べ方を教えてもらえる。
- 好みの農家を紹介してもらえる。
- 野菜以外にも果物・肉・魚もある。
デメリット
- 送料がかかる。
- 遠くの農家さんから送ってもらうと送料が高い。
- スーパーで売っている野菜より割高。
- 定期購入の内容を変更するには、4日前にしないといけない。
デメリットの「送料」は大きいですが
「鮮度の良さ」と「生産者の顔が見えること」と引き換えだと思ってます。
収穫したての大根はね、水分が多くて果物みたいなんですよ!
もう火を通すなんてもったいなくて、千切りにしてサラダに決まりです!!!
それと「食べチョク」を気に入った理由は、経営者の人柄です。
こちら「食べチョク」の経営者・秋元里奈さんのツイートです。↓
食べチョクは、本当に良いものを作っているのに、消費者と結びついていない農家を助けるためのオンライン直売所でもあるのですね。
稼ぐことや、節約することも大切だけど
良いものを良い人から買えるってホッとします。(*´꒳`*)
最後は個人的な意見ばかりになってしまいましたが
めちゃくちゃ鮮度の良いオーガニック野菜を買える「食べチョク」はこちら
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農薬についても他のことにしても、お役人に任せっきりで、問題が起きたら「役人が悪い」と言うのも良くないですよね。
私たち一般人も、日々勉強しなくちゃ!
そして極端なことを言う人に一喜一憂しないで、ちゃんと調べてから行動したいです!
ミニトマトは自分で作ろう( •̀ .̫ •́ )✧←害虫来ないから楽チンなの
プランターでミニトマトを育てる方法は
こちらでまとめています。(о´∀`о)
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