【亡くなった子をお腹に残して夜勤】そんな働き方したくない!雇われる側に必要なこと

「亡くなった子をお腹に残して夜勤」というニュース記事を読み、とてもショックを受けました。

お腹にいる赤ちゃんの心臓が止まってしまっただけでも辛いのに、遺体をお腹に持ったまま仕事をしなきゃいけないなんて、そもそも母体も危険と聞いたことがあります。

そんな働き方、したくないです。

もし自分が母子ともに危険にさらされるような職場で働いていたら、どうしたら良いのでしょうか。

雇われる側に必要なこととは?

【亡くなった子をお腹に残して夜勤】母体も危ない

ヤフーニュースを見ていたら、「亡くなった子供をお腹に残して夜勤」(大手小町)という記事を読みました。

「シフトを急に変えるのは難しい。亡くなった子どもを取り出す処置は、次の休みに受けて」
関東地方に住む20代の看護師は昨年春、上司の言葉に耳を疑った。勤務の間をぬって受けた妊婦健診で胎児の心音が止まっていると告げられ、慌てて職場に連絡した時のことだった。
職場の人員はぎりぎり。みな目が回るほどの忙しさだった。結局、女性はその後数日間、亡くなった子どもをおなかに残したまま、いつもと同じように出勤し、残業も夜勤もした。「心が壊れそうだった」

引用:大手小町

読んだだけでも「心が壊れそうだった」というのが理解できます。

自分だったら、部屋から出ることも出来ずに、どんなにイヤミを言われようと欠勤してると思います。

ショックで何もできなくなる、何も手に付かない可能性もあります。

以前、亡くなった赤ちゃんを子宮にもったままだと、母体に影響があると聞いたことがあるので調べてみると・・・

亡くなった胎児を長時間子宮の中に入れたままにすると感染症の原因になるだけでなく、胎児から出る組織トロンボプラスチンという物質がお母さんの血液中へ流れ込んで血液凝固障害を起こし、母親の生命に危険が及ぶのです

引用:Internet hospital

物凄く危険なことです。

お母さんの命にも関わることです。

辛い処置(又は手術・分娩)になりますが、自分の都合ではなく、医師の言うとおりの日程で赤ちゃんを体から出すのが一番良いですよね。

更に、この大手小町の記事に、保育士だと名乗る方が、自分も同じようなことを経験したと仰っていました。

「運動会の準備で忙しいから休まないで欲しい」と・・・

看護師の方の場合も、保育士の方の場合も思ったのですが、上司に「母体も危険になるかもしれない」という知識がないのでしょうか?

赤ちゃんはお腹の中にいて見えませんが、母親にとっては亡くなった我が子を抱っこしながら働くようなものです。

一日も早く供養してあげたいだけじゃなく、本当にお母さんの体も危ないのに…

こんなひどい働き方を改善するために、雇われる側にできることって何でしょう?

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【亡くなった子をお腹に残して夜勤】雇われる側に必要なこと

雇われる側として、絶対意識していたいのは

「繁忙期で人手が足らない」のは雇われる側のせいではない」ということ。

仕事にミスが出るほど忙しいのなら、単純に人手が足らないわけだから

そもそも雇う側が、スタッフを増やすなどの対処をしなければなりません。

病欠もできない職場は、病院であろうと、保育園であろうと、労働基準監督署に相談した方が良いです。

ましてや亡くなった赤ちゃんをおなかに残したまま仕事をしろって言うなんて、ひど過ぎる職場ですよね。

自分が休むことで、同僚に負担がかかり申し訳ない、と思う気持ちは分かりますが

もし、次に同僚が同じような立場になったら、あなたも「忙しいから働いてよ!」って思いますか?

ここは勇気を出して、今の現状を公にすべきだと思います。

それ「洗脳」かも

自分と子供の命がかかった一大事に、仕事を優先してしまうのは社会や会社からの「洗脳」だという意見もあります。

私も、その意見に賛成です。

そして「妊娠は病気じゃない」と言って、無理にでも働かそうとするのは、出産して20年以上経過した女性に多い気がします。

「私もギリギリまで働いた」とか言ってくる人もいるし、

「私は大丈夫だった」と言ってくる人もいます。

↑上司が無責任に発言したらパワハラですよね。

でも、パワハラしてくる女性の上司も、同じようにパワハラ(洗脳)されたのだと思います。

要するに「自分がいじめられたから、今度はいじめる」みたいな姑と同じ存在ですね。

過去のことは気の毒ですが、洗脳の負の連鎖は自分で断ち切らないと終わりません。

何かプレッシャーを掛けてくる人がいても、「私がダメなのかなぁ…」なんて思わず、冷静に自分と赤ちゃんの生命を守りましょう!

私は二人目を妊娠中に、切迫流産で入院したり、早産しそうになったりでハラハラした妊婦生活を送りました。

でも、一人目は順調に出産まで過ごせたので

一人目で大丈夫だったから、二人目も大丈夫ということはないんだな…と身にしみています。

今、妊娠している方には、ぜひ周りの勝手な経験談に振り回されないで欲しいのです。

「なるほど、そうなんですね!」と相槌だけ打って、後は記憶から抹消して下さい!

「10人妊婦がいたら、出産までも10通りある!」

さいごに

家で専業主婦してたら怠けてるように言われるし、外働いたら働いたでパワハラされる。

子供を産まなかったら、「子供はまだか」と言われるし、妊娠したら「妊娠は病気じゃない」と雑に扱われたりする。

お腹の赤ちゃんが亡くなっても、忙しいから働いてと言われ、赤ちゃんをお腹に残したまま働かされる。

こんなんじゃ、「女性が輝く社会」なんて、まだまだ遠いですね。

女性が生きやすい社会にするには、政治家に任せてもいつになるかわかりません。

女性自らが、働き方を変えていくために、日々考えて行動していくのが良いんだろうなと思います。

まずは、今までの社会や会社の常識を捨てて、本当に大切にしたいものを思い出して、そしてお金を稼いでいけるといいですね。

私は、ネット社会になったおかげで、自宅で働くというワークスタイルを選びました。

今から出産する予定はないですが、3人の子供にまだまだ手がかかります。

もしパートをしていたら、子供の病気などで何度も「休ませて下さい」と電話して、嫌味を言われていたかもしれません。

体調が悪いのに、無理して働きに行くかもしれません。

女性たちや、母親たちがもっと人間らしく、幸せに仕事ができる世の中になって欲しいです。

まずは自分から、子供がいても働きやすい仕事を実践して、もっと経験を積んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。m(_ _)m

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